地元農家ら15軒が、軽トラックに収穫したての野菜や農産加工物、花などを満載して格安で提供する年末恒例の「新鮮朝市」が24日、三重県四日市市桜町の桜地区市民センター駐車場であった。
桜連合自治会(伊藤隆夫会長)などが、地域住民の交流と農業振興を図ろうと生産農家に呼びかけて始め、今回で24回目になる。
ダイコンやカブ、サトイモ、レンコン、シイタケ、ミズナ、ハボタンなどが並び、集まった主婦らは「こんな立派なダイコンが100円」など、安さに驚きながら、両手いっぱいに買い求めていた。地元酒造メーカーによる吟醸酒や酒かすの出店もあった。
伊藤会長(76)は「安全安心な新鮮野菜を待っていた方々で大盛況です。年の瀬の風物詩として定着してうれしい」と話していた。(四日市)