電子マネー80万円分詐欺被害 津の40代男性、未納料金名目 三重

【津】三重県警津署は26日、津市の40代男性が架空サイトの未納料金名目で、電子マネー80万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は24日、「NTTファイナンス」を装った男から電話で「スマートというサイトに未納料金がある。民事裁判になる」と言われ、市内コンビニで電子マネーカード30万円分を購入。利用番号を電話で伝え、電子マネーをだまし取られた。

男性は同日、別の男から電話で「他にも未納料金がある」と言われ、同様に電子マネーカード50万円分を購入。同日夕方、不審に思って同署に相談した。

 

鈴鹿の70代男性は15万円分の被害

【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は26日、鈴鹿市の70代男性がパソコンのセキュリティー対策名目で、電子マネー15万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は19日、自宅のパソコンを操作中に警告音が鳴り「セキュリティーがダメです」などと表示された。男性は示された連絡先に電話。片言の日本語を話す男に電子マネーカードの購入を求められた。

男性は市内コンビニで電子マネーカード5万円分を購入。番号をパソコンに入力し、電子マネーをだまし取られた。男から「番号が間違っている」と言われ、さらに電子マネーカード10万円分を購入。再び「番号が間違っている」と言われ、不審に思って同署に相談した。