コンサート収益を寄付 伊勢の音楽グループ「ショコラーデ」 三重

【鈴木市長(左端)に寄付を手渡す野中さん(右から2人目)とコンサート出演者ら=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市の声楽家とピアニストのグループ「ショコラーデ」は25日、今月に市内で開催したクリスマスコンサートの収益金の一部2万400円を地域福祉に役立てるため、市に寄付した。

地域の人に気軽に音楽を楽しんでもらおうと、毎年市内の福祉センターでチャリティーコンサートを開き10回目。コロナ禍のオンライン開催を経て、4年ぶりに対面で開いた。

今回、グループのメンバー4人に加え、メンバーが指導するピアノ教室の男児1人が出演。クリスマスソングや歌謡曲、クラシックなど14曲を披露し、子どもからお年寄りまで幅広い観客がコンサートを楽しんだ。

市役所で、グループ代表の声楽家、野中耀桜子(ようこ)さん(52)が、鈴木健一市長に寄付を手渡した。野中さんは「10年続けることができ感謝。今後も地域の子どもたちと一緒に、3世代で楽しめるようなチャリティーコンサートを続けていきたい」と話していた。