男子第74回、女子第35回全国高校駅伝は24日、京都市のたけびしスタジアム京都発着で行われ、男子(7区間、42・195キロ)は佐久長聖(長野)が昨年の大会記録を10秒短縮する2時間1分0秒の大会新で6年ぶり3度目の優勝を果たした。女子(5区間、21・0975キロ)は神村学園(鹿児島)が1時間7分28秒で5年ぶり2度目の優勝。男子は47都道府県の代表47校、第35回の記念大会の女子は都道府県代表47校と地区代表の11校の計58校が出場し、三重県代表の男子・伊賀白鳳は2時間11分12秒の41位、女子・鈴鹿は1時間15分46秒の53位だった。
来年から男女出場校がいずれも58校に増加。最長の1区を除く区間で1人だった外国人留学生の出場が、男子が2区か5区、女子は3区か4区に限定し、いずれも最短3キロの区間だけとなる。
県勢は1区で伊賀白鳳が44位、鈴鹿が45位と、いずれも40位台からのスタート。鈴鹿は苦しいレースとなったが、伊賀白鳳は一時45位に順位を落とした後、4区区間21位で2人抜きの走りを見せた2年生三平弦徳らの健闘で、終盤にかけて順位を押し上げた。