子どもらにクリスマスチキン 四日市の三昌物産、児童養護施設に贈呈 三重

【ローストレッグを受け取る高木施設長(右)=四日市市泊村のエスペランス四日市で】

【四日市】クリスマスを前に、三重県四日市市塩浜の食品製造・販売会社「三昌物産」(渡辺大雄社長)は22日、同市泊村の乳児院・児童養護施設「エスペランス四日市」(高木良明施設長)に、自社製造のローストチキンを贈呈した。

ローストチキンのプレゼントは、同社創業者の故渡辺文二氏が地域貢献活動の一環として18年前から始めた。同社の大澤道彦食品部長(55)がサンタクロースに扮(ふん)し、「子どもたちを応援したいという創業者の遺志を継ぎ、思い出に残るひとときになれば幸いです」と、冷凍のローストレッグ120本を高木施設長(67)に手渡した。

高木施設長は「恒例のクリスマスプレゼントに感謝。毎年、子どもも職員もおいしいチキンを楽しみにしています」と謝意を述べた。チキンは、24日のクリスマスイブの夕食として子どもたちと職員が一緒に楽しむという。