キンボールでアジア3連覇 日本代表3選手が鈴鹿市長に報告 三重

【日本代表選手の(左から)榊原さん、田中さん、山城さん=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】11月4、5日に韓国の烏山市で開催した「キンボールスポーツアジアカップ2023」に日本代表で出場した三重県鈴鹿市を拠点に活動するチーム「友夢想家」の選手3人が20日、同市役所で末松則子市長に、男女各チームの優勝を報告した。

キンボールスポーツはカナダ発祥のニュースポーツで、直径122センチ、重さ1キロの巨大なボールを使い、攻撃と守備を繰り返して得点を競う。1チーム4人で、3チームで対戦する。

来庁したのは同チームの会社員山城美菜さん(26)=同市河田町=、会社員榊原大貴さん(28)=四日市市上海老町=、四日市市職員田中凌夢さん(29)=四日市市赤堀南町=。

アジアカップには日本のほか、中国やマカオなど6つの国と地域の代表6チームが参加。日本代表チームは男女ともに3連覇を果たした。

3人は優勝カップを持参し、山城さんは「日本代表としていい結果を残せることができてうれしい」、榊原さんは「主将としてしっかりとチームをまとめることができた」、田中さんは「4年ぶりの国際大会で緊張したが、3連覇できて良かった。来年のワールドカップに向けて頑張る」とそれぞれ話した。

末松市長は「3連覇というすごい成績にびっくりしている。鈴鹿から優秀な選手が輩出できるよう頑張って」と激励した。