伊勢新聞

「心理的安全性の高い組織」へ 中小企業大学校瀬戸校、四日市で2月に管理者向け研修

中小企業基盤整備機構中部本部中小企業大学校瀬戸校は来年2月1、2日の両日、三重県四日市市諏訪町の四日市商工会議所で、管理者向け研修「心理的安全性の高い組織づくり」を開く。受講者を募集している。

対象は、「部下の積極性をもっと引き出したい」、「成果の出せる組織やチームを目指したい」という中小企業の管理者ら。

年齢や職責など多様な社員が働く職場では、立場や経験・価値観の違いから、社員が「わからないと言えない」、「悪い情報を隠す」といった場面がみられることがある。同研修では、その一因とされる「心理的に不安な状態」を管理者らが理解し、まず自分自身の不安への対処法を知り、部下が安心して働ける「場」や「しかけ」を具体的に学ぶ。働きがいのある職場、成果が出るチームの実現を目指すことを狙いとしている。

講師に中小企業診断士、公認心理士で溝井&パートナー経営コンサルティング事務所代表の溝井伸彰氏を招き、心理的安全性がなぜ求められるのか、心理的安全性を高めて成果をあげるためにはどうすればよいかといったことを実践を交えて学ぶ。

定員15人に達し次第受け付けを終了する。受講料2万2千円。時間は、2日間で14時間。詳細や申し込みは、中小企業大学校瀬戸校=電話0561(48)3401=へ。