クリスマスをテーマに生花 四日市の池坊三重たちばな会

【クリスマスをテーマにした作品が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市富田の「華道家元池坊三重たちばな会支所」(小森章生支所長)は16日、同市安島の市文化会館で「池坊三重たちばな会支所花展~ハッピー・Happy Christmas」を開いた。「クリスマス」をテーマに、会員90人による立花や自由花、生花、リースなど約110点を展示している。17日まで。

モミの木やシラカバ、赤いバラなどでクリスマスを表現した立花の大作、カラフルなリボンや玉などのオーナメントで飾ったツリーを中心に、ポインセチア、バラ、ダリアなどを添えた会員13人の合作、落ち葉の上にヒイラギの葉やランの花を散らした青年部8人によるアレンジメントなど、華やかな作品が来館者らの目を楽しませていた。

小森支所長(62)は「グループから支所に昇格して初の花展。会員一同が遊び心を持って生けた作品を楽しんでいただきたい」と話していた。