知的障害者を対象としたサッカー「ハンディキャップサッカー」の大会、アスリードチャレンジドカップが16日、伊勢市朝熊町の伊勢フットボールヴィレッジであり、県内外4チームのうち、今年10月の特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」ベスト4入りのFID三重県選抜が優勝した。
4チームの中には普段は知的障害者のスポーツや社会参加を応援する、スペシャルオリンピックス(SO)に向けた活動をするチームも。地元のシニアチーム、県ゆかりの元Jリーガーを擁するチームとのエキシビジョンマッチもあり、障害にあるなしにかかわらずサッカーで交流を深めた。
障害者福祉サービスなどを行う「アスリードプラス」(本社・鳥羽市、谷水洋介代表)が昨年から開催。谷水代表は「今年は(ハンディキャップサッカーを)『見る』『知る』に加え『体感する』要素を増やした。今後は大会日程を増やして県外から来る人に伊勢志摩を知ってもらい、地域貢献にもつながるイベントにしていきたい」と話した。