男性遺体を自宅に放置 父親か、遺棄疑い女を逮捕 三重県警鈴鹿署

【鈴鹿】父親とみられる男性の遺体を自宅アパートに約5カ月間放置したとして、三重県警鈴鹿署は14日、死体遺棄の疑いで、鈴鹿市十宮4丁目、無職岡野裕美容疑者(39)を逮捕した。

逮捕容疑は8月ごろから今月14日までの間、自宅アパートに遺体を放置した疑い。同居する父親の輝美さん(71)と連絡が取れておらず、遺体は父親の可能性があるとみて、同署は身元や死因を調べている。

同署によると、岡野容疑者は父親と二人暮らし。アパートの大家が岡野容疑者に父親のことを尋ね、「父は亡くなった」と答えたことで発覚。通報を受けて駆け付けた署員が、布団の上に放置された高齢男性の遺体を発見した。

遺体はミイラ化し、目立った外傷はない。岡野容疑者は容疑を認め「父親は8月ごろに亡くなった」などと話しているという。