心和む絵手紙ずらり 四日市で7教室生「仲間展」 三重

【絵手紙作品の数々が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市西阿倉川の日本絵手紙協会公認講師、川崎光子さん(75)は15日、同市安島の市文化会館で4年ぶり9回目となる「絵手紙がつなぐ仲間展」を開いた。自身と指導する市内7教室の生徒75人の作品1500点余を展示している。17日まで。

作品は「わかくさ倶楽部」「あさけ絵手紙サークル」「川越絵手紙サークル」「はなみずき」「キッズ教室」「緑の会」「海蔵絵手紙サークル」の7教室に分けて展示。幼児から90代までの生徒の力作が会場いっぱいに並んでいる。

「SDGs」をテーマに、蛇口や布バッグ、車の絵に「水道水流しっぱなしはやめよう」「残り布のエコバッグを愛用」「近い所は車を控えて」の言葉を添えている。四季の草花や野菜、果物の絵に、時々の思いをつづったはがきや扇面、クリスマスカード、再生紙を使ったカレンダー作品なども並び、来館者らの目を楽しませている。

川崎さんは「待ちに待った4年ぶりの作品発表です。それぞれが感じたままを、楽しみながら描きました。作品を見て心和んでいただければ」と話していた。