一見勝之三重県知事は15日の定例記者会見で、旬の県産食材を使って趣向を凝らしたメニューを提供する「みえの食フェア」を、来月６日から同31日まで、県内の44店舗で開くと発表した。
県によると、観光客に県産食材の魅力を知ってもらおうと、初めて開催。本年度当初予算の編成で県民から寄せられた提案を元に企画し、本年度の一般会計当初予算に１千万円の事業費を計上していた。
期間中はアワビ、伊勢エビといった県産食材のメニューを提供するホテルやレストランなどを特設サイトで紹介。おすすめのメニューや食材のこだわりなど、店舗からのメッセージも掲載する。
一見知事は「県内の店舗には日ごろから趣向を凝らしたメニューを作ってもらっていると思うが、さらに腕によりをかけてもらえるはず。フェアを通じ、ますます食の魅力を広める」と述べた。
特設サイトのＵＲＬはｈｔｔｐｓ：／／ｍｉｅｆｏｏｄｆａｉｒ．ｊｐ／。日本語、英語、中国語、韓国語で閲覧できる。問い合わせはフードイノベーション課＝電話０５９（２２４）２３９１＝へ。