三重県内外から多くの人々が初詣に訪れる鈴鹿市山本町の椿大神社(山本行恭宮司)で13日、新年を迎えるための年末恒例のすす払い神事があった。
神前にすす払いを奉告後、狩衣(かりぎぬ)と烏帽子(えぼし)姿の神職らが長さ約4メートルの笹(ささ)竹ほうきを手に、本殿や内拝殿、外拝殿、祓殿、社務所、別宮椿岸神社など全ての建物内外の1年間の汚れやほこりをはらい清めた。
落合哲二権禰宜(ごんねぎ)は「目に見えるすすや汚れだけでなく、厄や魔をはらったすがすがしい状態で新春をお迎えいただけるよう祈念して清めました」と話していた。(鈴鹿)