草木染手織とクレイフラワー作家が初の二人展 三重・四日市

【作品を紹介する安田さん=四日市市新町のアートギャラリー「黒い森」で】

【四日市】三重県伊勢市勢田町の「工房TeTe」を主宰する草木染手織作家小林宣子さん(80)と四日市市天カ須賀のDECOクレイクラフトアカデミー認定講師安田玲子さん(50)による初の「二人展」が、四日市市新町のアートギャラリー「黒い森」で始まっている。27日まで。会期中無休。

小林さんは、アカネやエンジュの花、柿渋などで染めたシルク糸を手織りしたマフラーやスカーフ、藍染めの布に刺し子を施した手提げバッグ、端切れで作ったブローチなど約70点を並べている。

安田さんは、黄やピンクのバラやダリアなどを豪華に盛ったアレンジメントや、シャクヤクやトルコキキョウなどの華やかなリース、赤いバラや松ぼっくりなどをあしらったモミの木のクリスマス飾りなど35点を展示している。

安田さんは「黒い森の開館に合わせ、初の二人展開催に感謝。彫刻や陶芸、彫金などの作品展も同時開催されており、お気に入りの一点を見つけに来ていただきたい」と話していた。問い合わせは同ギャラリー=電話080(5117)4078=へ。