吉田合成が自己破産申請へ 帝国DB四日市支店発表 負債約1億8500万円

帝国データバンク四日市支店は8日、樹脂製品を製造する吉田合成(三重県伊賀市千貝)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと発表した。負債は約1億8500万円。

支店によると、同社は昭和42年に創業。農業用のシートを製造して大手メーカーに供給するなどし、平成17年3月期には約3億2300万円の年売上高を計上していた。

一方、農業者の減少や原材料価格の高騰などによって収益環境が悪化。今年3月期の年売上高は約1億5500万円に低下し、約1100万円の最終赤字を計上していた。