伊勢新聞

新型コロナ感染、前週の1.79倍 先週の三重県内状況

三重県は5日、先週(先月27日―今月3日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。感染者は一医療機関あたり平均2・41人で前週の1・79倍。2週連続で増加し、6週間ぶりに2人を超えた。

県によると、医療機関からの報告を元に推計した一日あたりの新規感染者は150人。前週から60人増加し、4週間ぶりに100人を超えた。

確保病床の入院者と一般病床の入院者を合わせた在院者数は69人で、前週の同じ曜日と比べて22人の増加。在院者数の増加は2週連続。重症者は7週連続でいない。

保健所管内別の一医療機関あたり感染者は桑名5・7人▽四日市1・9人▽鈴鹿1・22人▽津1・55人▽松阪2人▽伊勢2・82人▽伊賀2・25人▽尾鷲1人▽熊野0人―となっている。

県の感染症・情報プロジェクトチームは「新規感染者は増加したが、現時点では五類以降前後の水準にとどまっている。年末年始は増加傾向にあるため、今後の状況を注視したい」としている。