伊勢新聞

サムホールサイズ作品ずらり 最優秀賞に中村さん 桑名のギャラリーで展示 三重

【サムホールサイズの作品が並ぶ会場=桑名市東方のアートスペース美園で】

【桑名】サムホールサイズ(22・7センチ×15・8センチ)で表現した作品を一堂に集めた「MISONOサムホール展」が5日、三重県桑名市東方のギャラリー「アートスペース美園」で始まった。10日まで。時間は正午―午後6時(最終日は午後4時まで)。

「サムホール」と呼ばれるはがき2枚分ほどの大きさの平面作品の公募展を同ギャラリーが企画。県内外の画家や愛好家47人から寄せられた全作品102点を一堂に展示している。油彩画、日本画、デジタルプリントなどで表現した独創的な作品が並ぶ。

ギャラリーを主宰する画家の伊藤明淑さん(65)や、いなべ市の画家八島正明さん(86)らが審査にあたり、桑名市神楽町の中村功さん(62)が最優秀のグランプリに選ばれた。

伊藤さんは「小さな作品の中にも、それぞれの作家の思いが込められている。一点一点じっくり見てほしい」と話した。5、6日の来場者の投票で「オーディエンス賞」1人を決める。その他の入賞者は次の皆さん(敬称略)。

準グランプリ 黒宮政美(桑名市赤尾台)▽優秀賞 瀬上明里(同市星見ケ丘)▽Misono賞 安江友里(同市元赤須賀)▽審査員特別賞 西尾香乃(同市東方)