はにわ館来館者20万人達成 松阪、小嶋さんに記念品 三重

【来館20万人達成を祝う(左から)福田館長、竹上市長、小嶋さん=松阪市外五曲町のはにわ館で】

【松阪】三重県松阪市外五曲町の同市文化財センター「はにわ館」(福田哲也所長)はこのほど、来館者数20万人を突破した。平成15年に開館し、20年目の節目に達成した。

20万人目は玉城町の小嶋正雄さん(91)。同センターギャラリーを見学後、同館を訪れた。竹上真人市長から花束やオリジナルグッズの記念品を贈られた。

小嶋さんは「毎年何回か来ているが、こんな日に当たるとは思っていなかった。偶然のことで祝っていただいてありがとうございました」と喜んだ。

同館は同市宝塚町の国指定史跡「宝塚一号墳」から出土し、国重要文化財に指定された船形埴輪(はにわ)などを収蔵する。出土品は第一展示室の常設展「宝塚古墳の謎」で展示している。