飯南・飯高の四季を撮る 松阪・飯高駅で長谷さん写真展 三重

【写真展を開いている長谷さん=松阪市飯高町宮前の飯高駅で】

【松阪】三重県松阪市飯南町粥見出身で津市在住の長谷智美さんの風景写真展「いいなぁ飯南飯高」がこのほど、松阪市飯高町宮前の道の駅「飯高駅」交流館展示スペースで始まった。観覧無料。会期は19日まで。水曜休館。午前10時―午後9時。

長谷さんは保育士で、育児休業を取った4年前、気に入った風景の撮影を始めた。現在は保育士をしながら、七五三など家族イベントを撮影する「出張カメラマン」としても活動し、得た資金で養護施設などでのボランティア活動をしている。

今回はこれまでに撮りためた飯南・飯高地域の風景67点を出品。櫛田川沿いの国道166号に沿って展示し、撮影場所が分かるように工夫した。

同市飯南町深野の「稲荷山公園の桜」や陽光を浴びる柿野小学校前のイチョウ、「藤のカーテン」「ススキの群生」など四季の作品を楽しめる。

長谷さんは「飯南・飯高は好きな風景が多い。たくさんの人に見てほしい。被写体にこだわることなく自由に活動していきたい」と話している。