「辰」テーマに彫型画 桑名・喫茶フォレストで作品展 三重

来年の干支(えと)「辰(たつ)」をテーマに、伝統工芸「伊勢型紙」の技法を応用した彫型画の作品展が3日、三重県桑名市新屋敷の喫茶フォレストで始まった。

竜の色紙を中心に十二支を描いた羽子板や滝登りをするコイなど、おめでたい作品23点がずらり。

同市で彫型画サークルの講師を務める伊藤誠さん(76)=東員町山田=と加藤由貴子さん(82)=桑名市川口町=、愛好家の石田和子さん(87)=同市立花町=の3人が丹精込めて仕上げた。

物価高騰に耐え忍んだ1年。空高く舞う竜のように、来年は景気や気持ちも上向きになることを願う。

展示は来年1月4日まで。店は木曜定休で、年末年始も営業する。