サッカーの第45回皇后杯全日本女子選手権は2、3の両日、鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿などで3回戦があり、伊賀FCくノ一三重(なでしこ1部)は九州代表の福岡J・アンクラス(福岡)を2―0で下して4回戦進出を決めた。
10日に宮城・石巻フットボール場で日体大SMG横浜(なでしこ1部)と対戦する。
3回戦で伊賀は、後半11分、ゴール前に詰めたMF常田麻友がこぼれ球を押し込んで均衡を破る先制点。同35分のMF村上日奈子のゴールでリードを2点に広げた。
伊賀・北村隆二監督の話 相手の戦術でボールを持たされた前半だった。後半に向け連携部分などを確認し、それを表現した結果が後半の得点につながった。この大会はこのチームで試合をできる最後の機会。1日でも長く戦えるよう目の前の試合を勝ちきりたい。
伊賀・主将でDFの秦美結の話 相手が引いて守る展開は予想通り。ブロックを作られた時に最後までじれずに攻撃し続けたのが結果に出た。次の相手は大学生チーム。勢いに負けないようにやりたい。失点をしなければ負けないのでまずは(失点)ゼロで行く。