PC修理代名目で詐欺被害 津と松阪で、電子マネー要求 三重

【津】三重県警津南署は1日、津市の50代女性が、パソコンの修理代名目で電子マネー10万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、女性は先月30日、自宅のパソコンに「ウイルスに感染した」などと表示され、示された連絡先に電話。マイクロソフト社の社員を装った男から「直すのに5万円かかる」などと言われた。

女性は男の指示に従い、コンビニで電子マネーカード5万円分を購入。利用番号をパソコンに入力すると、男から「打ち間違いがあった」と言われ、再度、同カード5万円分を購入して利用番号をパソコンに入力し、同カード合計10万円分の利用権利をだましとられた。不審に思った女性が交番に相談して発覚した。

また、松阪署は1日、松阪市の60代男性が、同様の手口でパソコンの修理代などの名目で、電子マネー6万円分をだまし取られたと発表した。