【鈴鹿】三重県鈴鹿市の「椿の農業と地域を考える会」(矢田邦昭会長)は10日午前10時―午後3時まで、同市山本町の椿大神社駐車場で地元農家の野菜などを販売する「椿縁結び市」を開催する。
地域の魅力を知ってもらいたいと、ことしで11回目。同会には椿地区の農家約20軒が所属する。赤色の大根やオレンジ色のカリフラワーなど珍しい野菜のほか、西庄内町産のそば粉で作った「稲造そば」や焼き芋などの加工品を販売する。
午後1時半から新そばの振る舞い(先着100食)、随時受け付け(30組)の粒マスタード作り(300円)もある。
矢田会長(74)は「生産者と直接交流できる機会。鈴鹿おろしに吹かれ、甘みが増した椿地区のおいしい野菜を食べてもらいたい」とPRした。