【鈴鹿】12月16日午前10時―午後6時、17日午後1時―同5時の2日間、三重県の鈴鹿市役所でeモータースポーツの参加型イベント「SUZUKA eMOTORSPORTS EXPERIENCE 2023」が開催される。約40台のレーシングシミュレーター搭乗体験やプロレーサーのトークショーなどがある。参加無料、申し込み不要。
eモータースポーツを活用し、新たなモータースポーツファンの獲得を図るとともに、ファン同士の交流機会を創出しながら、モータースポーツ関連業界全体の魅力を市から発信していくのが狙い。市とNPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会、市観光協会が主催。
レーシングシミュレーターは県内外の12社程度が出展を予定しており、体験搭乗のほかバーチャルレース開催もある。トークショーでは、スーパーフォーミュラeモータースポーツアンバサダーのイゴール・オオバヤシ・フラガ選手らが、eモータースポーツで夢をつかんだ話などをする。
そのほか、市のふるさと納税制度に登録するモータースポーツ関連事業者による商品展示や販売、選手サイン入りレースプログラムや70―80年代の懐かしいモータースポーツステッカーのチャリティー販売などがある。
末松則子市長は「約40台が一堂に会することは珍しく、誰もが体験できる貴重な機会。モータースポーツのまち鈴鹿ならではのイベントを楽しんでほしい」と話した。