仕事での経験、中学生に伝える 津の久居ロータリークラブが職業講話 三重

【山川会長による職業講話=津市久居西鷹跡町の久居中学校で】

【津】津市久居地区の経営者らで作る奉仕団体「久居ロータリークラブ」(中川信之会長、会員数28人)による職業講話が28日、津市久居西鷹跡町の市立久居中であった。今年で3年目の開催で、生徒ら約170人が聴講した。

この日は五人の講師が2年生の五学級に登壇。藤田医科大学七栗記念病院の園田茂病院長、ミフジ印刷の下里義治代表、アール・エフ・ヤマカワの山川富喜子会長、おやつタウンの松田崇義事業部長、赤塚公認会計士事務所の赤塚法生代表が、それぞれ2学級で講話を行った。

赤塚代表はお金や会社、税金に関する知識を伝え「お金について学ぶことは将来自分を守ることにつながる」と助言。山川会長は「一日三善」の信条をきっかけとして世界中で出会いが広がったとし「未来をシミュレーションし準備することが大切」と話すなど、各登壇者が自身の仕事や経験などを生徒らに伝えた。

中西遥矢さん(13)は「いろいろな話を聞けて、将来の夢や目標について考えることができた」と感想を話した。