「3年熟成とっときみそ」100個販売 松阪の飯高駅で12月1日から 三重

【飯高駅で販売する「特別に3年間熟成させた吟醸みそ」=松阪市役所で】

【松阪】とっときみそ合同会社(三重県松阪市飯高町田引、大和修代表社員)は12月1日から、同市飯高町宮前の道の駅「飯高駅」で「冬季限定 特別に三年間熟成させた吟醸みそ」を100個販売する。

同社のとっときみそは飯高地域に伝わる独自の製法を採用。同市内で収穫した米と大豆を材料に3種類のこうじを使い、仕込みの冬から夏まで毎日混ぜて発酵を促した後、熟成させ1年かけて造る。化学調味料や合成着色料など添加物は使用していない。

とっときみそを光の入らない蔵で一定の温度で寝かせ、味と香りを高めた3年熟成は令和3年に新発売した。昨年は完売している。700グラム入り税込み2310円。ビニール袋に詰め、小型のたるに入れて売り出す。通常のとっときみそは同725円。

同社広報担当の太田覚さん(55)は「味が濃く、香りが強く、お湯で溶いただけでおいしい。健康や食にこだわりがある方にぜひ賞味してほしい。贈り物にも」とアピールしている。