【鈴鹿】三重県鈴鹿市で令和6年10月17―18日、全国重要無形文化財保持団体協議会(会長・椋野美智子大分県日田市長)の全国大会が開催されることが分かった。市での開催は14年ぶり。末松則子市長が、26日の定例記者会見で明らかにした。
全国大会では、日本の伝統的な工芸技術を守り伝えるため、国指定重要無形文化財として認定を受ける同協議会の16団体が集結し、交流を図るほか、秀作展を通して広く一般に伝統や技術の周知を図る。秀作展は17―27日に津市の県総合博物館で開催予定。
県内では市の伊勢型紙が国の重要無形文化財に指定されており、伊勢型紙技術保存会が型紙技術の保持団体として認定を受ける。
市は今後、同保存会と連携して実行委員会を立ち上げ、準備を進めていくという。