【桑名】三重県桑名市中央町の柿安シティホールで25日から始まる「第32回桑名市民芸術文化祭 社会文化部門展」の会場に、市文化協会・社会文化部門会員の大河内浩さん(64)＝同市赤須賀＝が、文政年間の桑名城下絵図（複製）を展示する。
江戸時代後期に幕府の命令で桑名、白河（福島県白河市）、忍（おし）（埼玉県行田市）の３つの藩の間で行われた国替え「三方領知替（りょうちがえ）」から今年で200年。今回の展示は、その節目に合わせて企画した。
絵図は大河内さんの私物で、縦150センチ、横140センチ。大河内さんが町別にパネルにした切り絵図15点も一緒に展示する。26日まで。大河内さんは「興味を持った人は、ぜひ見に来てほしい」と話している。