県内外の風景を撮る 四日市で日本風景写真協会三重第一支部作品展

【見応えのある作品が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】写真文化の発展と自然保護を目指す日本風景写真協会(JNP)三重第一支部(羽生幸志支部長)は24日、四日市市安島の市文化会館第3展示室で、「第18回写真展」を開いた。同支部講師の坂下茂夫さんら19人の作品38点を展示している。26日まで。

朝日に輝く長野県・八島ケ原湿原の草紅葉を捉えた「秋麗」、同県駒ケ根市の樹齢約100年と言われる吉瀬のしだれ桜「伊那谷の春」、いなべ市藤原町の立ち枯れた杉林の風景「骸の森」など、見応えのある作品が並ぶ。

羽生支部長(60)は、霧にかすむ御在所岳山頂の幻想的なシロヤシオの林を撮った「山頂は霧の中」などを出品。「今回は自由なテーマで、それぞれが精力的に撮影した中からえりすぐりの作品が集まった。多くの方々に見ていただきたい」と話していた。