伊勢新聞

パッチワーク、キルト華やか 四日市で教室作品展

【華やかな作品が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市羽津のパッチワーク教室「キルトレガーロ」を主宰する武居美智子さん(64)は23日、同市安島の市文化会館第四展示室で「パッチワーク・キルト生徒作品展」を開いた。講師と生徒17人のタペストリーや額装作品約80点を展示している。26日まで。

オーストリア皇后の肖像画を中心に、ステンドグラスキルトのバラやベール付きの帽子、扇子などを配したコラージュ・タペストリー「エリザベートに魅せられて」、赤を基調にフェザースターの伝統的なパターンで仕上げたタペストリー「風と共に去りぬ」、クリスマスの額装やキルトバッグなど、華やかな作品が並ぶ。

会期中、ピンクッションの体験教室(材料費のみ)がある。武居さんは30年前に自宅教室を開講。現在は、2教室で指導している。「文化会館での初の作品発表に向けて、生徒たちが張り切って制作しました。キルトの楽しさが伝わればうれしい」と話していた。