三重県松阪市飯南町粥見の県立飯南高校で樹齢約90年、高さ約25メートルのハナノキの巨木が赤く色づき、見頃を迎えた。
ハナノキはカエデの仲間。国道166号沿いの広場にあり、校門から校舎まで続く杉並木とともに同校のシンボルツリーとして親しまれている。
同校ホームページの「今日のハナノキ」コーナーは、13日に「去年より、色づきが少し遅いです」と報告。16日に「だんだん、色づきました。でも、全体が色づくまで、もう少しかかりそうですね」と観察したが、17日に「一日で、一気に紅葉が進みました」。
9日には8回目となる「ハナノキ紅葉イブニングコンサート」を開き、吹奏楽部が練習の成果を披露。ライトアップされたハナノキの下で「ジブリメドレー」などの楽曲を生徒や地元住民が楽しんだ。