第31回全国中学校駅伝大会(12月17日、滋賀・希望が丘)の三重県予選会を兼ねた第39回県中学校駅伝競走大会は19日、四日市市日永東の中央緑地陸上競技場を発着点に行われ、男子(6区間=18キロ)は八風が57分20秒で初優勝した。
女子(5区間=12キロ)は三雲が2年連続の大会新記録樹立となる42分3秒で2年連続2度目の優勝。1区(3・0キロ)は区間1位の内部中1年是枝愛香が9分53秒、2位の三雲中3年長谷川莉都が9分58秒の、いずれも区間新記録をマークした。
男子・八風は1区(3・0キロ)の3年生平島怜が8分59秒の区間賞の走りでチームを勢いづけた。3連覇を目指した三雲に一時首位を奪われた2区の3年生末﨑煌大も、三雲と1秒差の2位でタスキをつないだ。
3区の2年生岡島稜が区間3位の粘り強い走りで再び首位を奪い返すとその後は流れを渡さず、最後は6区の3年生池田大裕が5、6区連続区間賞の走りで猛追する四日市南のアンカーを1秒差でかわして1着でゴールした。
女子・三雲は42分15秒の大会新記録(当時)で初優勝した昨年と同じオーダーで挑んだ。1区の長谷川莉が区間1位の内部中・是枝と5秒差の2位でつなぐと、2区の2年生波多野心音が前回に続く区間新記録の快走で首位に立った。
3区の2年生中村真菜、4区の3年生福澄百花もいずれもトップを譲らず、3年生アンカー長谷川結都も自らの区間記録を塗り替える好走で、2位以下に46秒以上の差をつけ、2連覇のゴールテープを切った。