【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は17日、市子ども・子育て会議の「市子ども条例(仮称)検討部会」の第1回会合を開き、部会長に鈴鹿大こども教育学部の上田ゆかり学部長(55)を選んだ。
市は令和6年12月1日施行を目指し、独自の市子ども条例(仮称)制定に向けて取り組んでいる。
就任にあたり、上田部会長は「皆さんとともに鈴鹿の子どもたちのためになる条例を作り上げていくために頑張る」とあいさつ。
会合では、今後保護者や小中学生を対象に実施するアンケートの内容などを検討。委員からは「専門家や市民活動団体の声を聞く機会も設けてほしい」「全学年対象にするべき。低学年は設問を工夫していく必要がある」などの意見が出された。
同部会は子ども・子育て会議委員を中心とした12人で組織する。