地域貢献マルシェとフードドライブ ネッツトヨタ三重上野店、住民ら食品届ける

【未使用の食品を渡す参加者(写真左)=伊賀市四十九町のネッツトヨタ三重上野店で】

ネッツトヨタ三重上野店は12日、伊賀市四十九町の同店で、地域貢献活動の一環として「チャリティーマルシェ&フードドライブ」を開いた。同店の顧客や地域住民などが家庭で未使用のおコメやお菓子などの食品を届けに来店した。

地域貢献活動としてチャリティーマルシェの開催を伊賀市社会福祉協議会に相談していたところ、家庭で使いきれない未使用食品を持ち寄り、地域の福祉団体などに寄付する「フードドライブ」の取り組みを知り、認知度の低い「フードドライブ」の取り組みを多くの人に知ってもらおうとチャリティーマルシェと同時開催した。

この日は市内から唐揚げ店やたこ焼き店など4台のキッチンカーが出店。親子連れの来場者は缶バッチづくりやお菓子の千本つりなど子ども向けイベントを楽しんでいた。

同店の中森吉史店長は「初めての開催で不安だったが、多くの食品を届けてもらいありがたい」と感謝し、「『もったいない』を『ありがとう』に変えるこの取り組みをもっと広げていければ」と話した。

チャリティーマルシェの売上の一部は伊賀市社協に寄付されるほか、集まった食品は来月24日に同社協を通じて、市内のひとり親家庭など生活困窮世帯に配布される。