9年連続の春高出場を決めた男子・松阪工。海星との決勝は、セットカウント2―1とリードしてから、身長182センチ、最高到達点331センチの2年生エース岸本が両足をつって途中退場した第4セットを落としたが、最終の第5セットを、2年生ミドル竹林らの活躍でもぎ取った。
「手の長さ」を買われて今大会メンバー入りの竹林は最終セットでブロックを立て続けに決めた。持ち前の明るさでチームメートも鼓舞し橋本監督も「諦めずに何とかくらいついて行く姿勢が良かった」。第5セットでスパイク1本を決めた後、再び足を痛めて退場を余儀なくされた岸本も「本当に感謝している」と話した。