【伊勢】プロ野球ドラフト会議で西武から6位指名された三重県伊勢市の皇學館大4年村田怜音(れおん)選手(22)=松阪市=が8日、伊勢市役所で鈴木健一市長を表敬訪問。「伊勢のガリバー」とも呼ばれる村田選手は「ホームランが武器。どでかいホームランを打ちまくりたい」と抱負を語った。
村田選手は、身長196センチ、体重110キロ。恵まれた体格をいかした長打力が武器の強打者で、同大として初めてドラフト指名を受けた。
鈴木市長に報告した村田選手は「成績をしっかり残し、応援される、愛される選手になりたい。座右の銘は『積土成山』。一日一日を積み重ねればいつか花咲くと信じている」と語り「数年後、ホームランを30、40、50本と打てる選手になりたい」と意気込んだ。年内までに契約を結び、来年1月に新人合同自主トレに臨む予定で「1月にマックスの力が出せるよう準備したい」と話した。
鈴木市長は「大変なプロの道。体に気を付けて頑張ってほしい」と激励した。市は、村田選手のドラフト指名を祝う懸垂幕を、本庁舎に22日まで掲揚する。