【鈴鹿】10日から始まる「第43回近畿高等学校総合文化祭三重大会」を前に、三重県鈴鹿市神戸4丁目の県立神戸高校で7日、伊勢市小俣町の米菓製造販売業マスヤ(浜田吉司社長)が協賛品として2種類のおにぎりせんべい計約2千個を寄贈した。
11日に県総合文化センターで開催する総合開会行事で、参加する高校生や観覧者らに振る舞う。
贈呈式には浜田社長のほか、同大会県実行委員会会長の森典英県立伊勢高校長、同大会生徒委員会委員長の県立神戸高2年松井えみさんが出席。
浜田社長は森会長、松井委員長の2人に「おにぎりせんべい」「おにぎりせんべい銀しゃり」を手渡し、「三重県では10年ぶりの開催ということで、県内企業としてぜひ応援したいという気持ちで協賛を決めた。コロナ禍でつまらないことも多かったと思うが、思いっきり成果を発揮して良い思い出になるよう期待している」とあいさつ。
松井委員長は「三重県のたくさんの魅力を近畿の高校生に知ってもらうとともに、実力を発揮したい」、森会長は「10年に一度回ってくる貴重な大会。たくさんの企業から協賛を受け、高校生たちの励みになる。文化の交流や競技で競い合う大会の成功に向けて頑張る」とそれぞれ謝辞を述べた。
同大会は福井や鳥取、和歌山県など近畿地方とその周辺の10府県から高校生約6千人が参加。19日まで県内各地で、吹奏楽や美術・工芸、将棋など18部門で日ごろの文化部活動の成果を発表する。