受章者の功績たたえる 三重県が秋の叙勲伝達式

【一見知事(右手前)から叙勲の伝達を受けた受章者ら=県庁講堂で】

三重県は8日、令和5年秋の叙勲伝達式を県庁講堂で開いた。一見勝之知事が県内の受章者らに勲記と勲章を手渡し、長年の功績をたたえた。

県によると、県内では64人が今秋の叙勲を受章した。このうち県が総務省や厚生労働省に上申していた17人が、この日の伝達式に出席した。

一見知事は受章者を前に勲記を代読。「県の発展は皆さんの熱い思いとひたむきな取り組みのたまもの。その努力に県民を代表して感謝する」と祝辞した。

その上で「多くの課題に対応するには、さまざまな主体との連携が必要。県民に成果が確実に届くよう、引き続き力を貸していただきたい」と述べた。

旭日双光章を受けた県職業能力開発協会の松田英明会長(72)=津市=は「この上ない喜び。今後もさまざまな職種で技能の向上を支援したい」と話していた。