「松潤会」に福祉車両寄贈 SBI岡三アセットマネジメント、県の子ども基金に寄付も

【小菅理事長(右)に車両のレプリカキーを手渡す池田社長=県庁で】

SBI岡三アセットマネジメント(本社・東京都)は7日、福祉車両1台を三重県松阪市の社会福祉法人「松潤会」に寄贈した。県の子ども基金には10万円を寄付。松潤会は障害児施設の送迎などに車両を活用する。

県によると、県内企業に投資することで経済活性化を図る同社の投資信託「三重県応援ファンド」による信託報酬から捻出した。車両は平成18年度から毎年寄贈し、今回を含めて41台となった。

この日、同社の金子和久常務、投資信託を販売する三十三銀行の道廣剛太郎副頭取、岡三証券の池田嘉宏社長が県庁を訪れ、松潤会の小菅誠理事長にレプリカキー、服部浩副知事に寄付金の目録を手渡した。

服部副知事は「これまでにも多くの福祉車両を寄贈してもらい、施設からは好評を得ている」などと謝辞し、金子常務に感謝状を手渡した。小菅理事長は「これを機に、福祉に一層精進します」と話していた。