拳銃実弾を誤発射 鈴鹿署内で警部補、手入れ中確認怠る 三重

【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は7日、同署の40代警部補が署内で拳銃の手入れ中に、誤って実弾1発を発射したと発表した。けが人はいなかった。

同署によると、警部補は同日午後2時35分ごろ、署内の拳銃の手入れ室で、1人で拳銃の動作や部品などを確認中に、実弾1発を発射した。銃弾は部屋の壁にめり込んだという。

拳銃の手入れ時には、銃弾を全て抜くように定められているが、警部補が確認を怠り、銃弾が拳銃に残っていたとみられる。

安達一人副署長は「詳細は調査中だが、原因は確認不足と考えている。今後は署員に基本原則の順守を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。