○…今年春の7人制大会で朝明を下して初優勝した四日市工。15人制の県大会でも初の県タイトルを目指したが、朝明の圧倒的なパワーの前に自慢のバックス陣を生かした攻撃が不発。主将のHO野本は「(朝明が)フィジカル勝負でくると分かっていたが止めきれなかった」と冷静に試合を振り返った。
○…小学から始めたラグビー。「これから強くなるチームで一緒に花園を目指したい」と出身地の埼玉を離れ四日市工に進学した。高校からラグビーを始めた選手も多い中、朝明を最後まで苦しめたチームメートを「最後まで気持ちを切らさず攻撃できた」とたたえ「花園には行けなかったけど関東でラグビーをしていたら会えなかった仲間と出会えた。悔いはない」と話した。