全国高校ラグビー大会の三重県予選は5日、鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿で決勝があり、朝明が35―24で四日市工を退けて12年連続14回目の優勝を果たした。全国大会は12月27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。
7年連続で同じカードとなった決勝で、朝明は前半6分、SH山川雄摩の先制トライを皮切りに3トライ3ゴールを挙げて四日市工に18点差をつけて前半を折り返すと、後半もWTB山本大輝、SO浅場博登のトライで追加点を奪った。
前半の得点をFB宮崎奏斗のPGの3点に抑えられていた四日市工は後半、朝明の選手交替のタイミングや相次ぐ反則にも乗じて後半22分から3トライ3ゴールを挙げて追い上げたが一歩及ばなかった。
朝明・保地直人監督の話 四日市工も良いチームなので選手には最後まで分からないと伝えてあった。ライバル校のおかげで成長できた。全国大会で1つでも多く勝ち上がれるようまた猛練習する。
朝明・山川雄摩主将の話 連覇できてほっとしている。メンバーチェンジから後半、ひやひやする試合展開になってしまったが、前半は相手に体を当てるDFがうまくいき、自分たちの狙い通りの試合ができた。