生け花、盆栽、手芸など約200点 四日市で市民芸術文化祭作品展 三重

【トールペイントや手芸作品の展示コーナー=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県の四日市市と市文化協会(荒木栄里子理事長)は4日、同市安島の市文化会館で、第73回市民芸術文化祭「生活文化・趣味の作品展」を開いた。華道、盆栽など8団体の会員と一般参加者300人余の作品を展示している。5日まで。

華道5流派(熊本梨里会長)の会員は季節の生け花約40点を、文化協会趣味教養部(佐野貴洋代表)の会員は、トールペイントやアートフラワー、写真、手芸作品など約200点を出品している。

四日市花の会連盟(橋本忠生会長)の会員は、盆栽小品など8点を、三重四日市盆栽会(伊藤洋司会長)会員は、推定樹齢150年の五葉マツをはじめ、クロマツやウメモドキ、カエデなど7種の小品席飾りなど約50点を並べた。

来館者(先着70人)に、チューリップの球根のプレゼントがある。佐野貴洋実行委員長(63)は「会員らの日頃の精進の成果を見ていただけることに感謝です」と話していた。