自民党青年局は4日、三重県津市羽所町のホテルグリーンパーク津で「東海ブロック会議」を開き、政策の分かりやすい発信などを党本部に申し入れると決めた。全国の意見を集約して党本部に申し入れる。
党県連によると、会議は各県連の青年部や青年局のメンバーらによる意見交換などを目的に開き、県内開催は4年ぶり。この日は三重、愛知、岐阜、静岡の各県連などから約70人が出席した。
会議は冒頭のあいさつを除いて非公開。出席者からは、物価高対策や賃上げ、憲法改正、子育て、地方創生などの政策について「党の研修などを通じて研さんを積みたい」との声が上がったという。
党青年局長の藤原崇衆院議員=岩手3区=はあいさつで「衆院選などで最前線に立って頑張っている皆さんが、党の運営にもしっかりと声を上げていくことが重要。その役割を応援したい」と述べた。
その上で、次期衆院選は「党が新陳代謝を果たし、新しい気持ちで頑張る組織だとアピールしたい」と強調。党が内規で定める衆院比例代表候補の「73歳定年制」を堅持するよう訴える考えを示した。
この日の会議では、各県連が直近1年間の活動を報告。三重県連の青年局は4月の県議選で新人2人を含む党の若手4人が当選したことや、若者の党員獲得に努めていることなどを報告したという。