山商と四中工が決勝へ 全国高校サッカー三重大会

【準決勝で競り合う四日市中央工と三重の選手=四日市市中央陸上競技場で】

サッカーの第102回全国高校選手権三重大会は3日、四日市市日永東の四日市市中央陸上競技場で準決勝2試合があり、宇治山田商と四日市中央工が勝ち上がった。決勝は11日、鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿で行われる。

第93回大会以来の全国高校選手権出場を目指す宇治山田商は、前年度全国高校選手権出場校の津工を1―0で下した。前半4分に得た直接FKの好機でFW濱田晄弥がこぼれ球を押し込んで先制。その後は一進一退の攻防が続くが集中力を切らさず1点のリードを守りきった。

第98回大会以来35回目の全国高校選手権出場に挑む四日市中央工は前々回の全国高校選手権出場の三重を3―1で退けた。前半4分、MF山口叶夢の直接FKで先制点、同8分にMF片岡空良がMF平野颯汰のクロスに合わせて2点目を奪取。同18分、三重FW郭原夏輝に1点を返されると、同34分、平野が3点目を奪い再びリードを広げた。

3日の結果は次の通り。

▽準決勝
宇治山田 1 1―0 0 津  工
商      0―0
四日市中 3 3―1 1 三  重
央工     0―0