【伊勢】10月に開催された「かごしま国体」陸上競技少年女子Aやり投げで優勝した三重県の松阪商業高3年の曽野雅さん(18)と、ジュニアオリンピックカップ「U18陸上競技大会」男子やり投げで優勝した伊勢学園高2年の松月秀斗さん(17)が1日、地元の伊勢市役所で鈴木健一市長に報告した。
曽野さんは小学生時代から陸上競技に励み、高校でやり投げを始めた。今夏のインターハイ、日・韓・中ジュニア交流競技会の両大会でも優勝。高校最後の全国大会となるかごしま国体で、自己ベスト52メートル21センチを記録し、優勝を果たした。
小学5年で投てき種目を始めた松月さんは、高校で急成長。今夏はインターハイ、国体にも出場を果たした。U18では、自己ベストを約50センチ更新し64メートル9センチの記録で優勝した。
市役所で2人が鈴木市長に報告。曽野さんは「高校最後に自己ベストで優勝できうれしい。大学でも記録を更新し、インカレで活躍したい」と話した。松月さんは「初の全国優勝でうれしかった。来年は、インターハイで優勝したい」と意気込みを語った。