【鈴鹿】三重県鈴鹿市のJA鈴鹿受託者部会(伊藤浩志会長、35人)は30日、市に学校給食用の同市産新米コシヒカリ1440キロを寄贈した。
新米の寄贈は「子どもたちに食べてほしい」と、ことしで19回目。今回は31日の給食として、全市立小学校30校、中学校10校、幼稚園6園で、教職員含めた計約1万6800人に提供される。
来庁した同市御薗町の伊藤会長(60)は、廣田隆延教育長に目録を手渡し、廣田教育長から感謝状を受け取った。
伊藤会長は「ことしは高温で水分調整など栽培が難しかったが、おいしいコメができた。味わって食べてほしい。子どもたちの『ご飯おいしい』という声がうれしい」とあいさつした。
廣田教育長は「食べることや食材への関心を育む食育の貴重な機会にする」と謝辞を述べた。