
【津】三重県津市内で活動する生け花の7流派の作品がそろう「諸流いけばな展」が28、29日の両日、同市西丸之内の津リージョンプラザ3階であった。各流派の指導者ら62人の力作62点を展示した。
流派を越えて交流し生け花文化の発展に貢献する津花道協会(百々壮一会長)の合同展。津市民文化祭の一環で開催している。
池坊▽未生流▽二葉流▽草月流▽未生流中山文甫会▽小原流▽嵯峨御流―が出品。紫色のムベの実とリンドウ、ノバラとカワラナデシコなど複数を組み合わせたり、ツバキ一種、キク五種など単一の花材でまとめたりと多様な作品が並んだ。
同協会が文化庁の委託を受け開催する「伝統文化こどもいけばな教室」に通う小学生11人が生けた力作もあり、来場者はそれぞれの個性を楽しんだ。
百々会長(55)は「コロナや物価高騰で花自体の需要が減っている」と憂い「どんどん便利になる時代にあって植物と対面し花を生ける時間は心の癒やし」と魅力を話した。