鈴鹿の園児、ラグビー選手と交流 リーグワンの三重

【コンタクトバック越しのタックルでラグビー選手の身体の強さを体感する園児=27日、鈴鹿市内で】

鈴鹿市神戸の市立神戸幼稚園の園児らが27日、ラグビー国内最高峰リーグ「リーグワン」所属の社会人チーム「三重ホンダヒート」の選手らと交流した。腰につけた飾りひも(タグ)を取ることでタックルの代わりとする「タグラグビー」に取り組むなどして、楽しみながら競技の魅力に触れた。

身長186センチのCTBフレイザー・クワーク選手らに抱え上げられた状態での玉入れでは、人に持ち上げられながらボールを受け取る「ラインアウト」を疑似体験。コンタクトプレー体験では、クッションを持った体重112キロのPR鶴川達彦選手らに体当たりし、トップアスリートの高さや強さを体感していた。

同園恒例のPTA行事。選手との交流をきっかけに、三重ホンダヒートの応援に家族で行く園児もいるという。笑顔を絶やさず子どもたちと接していた東京五輪7人制代表のWTB本村直樹選手は「(交流を通じて)ラグビーを楽しんでくれたらうれしい」と話した。