三重県は27日、主催するイベントへの参加を申し込んだ66人の個人情報が一時的にインターネット上で閲覧できる状態になっていたと発表した。事業を受託した事業者のミスが原因だったとしている。
県によると、閲覧できる状態だったのは、66人の氏名と電話番号。66人は11月26日に大阪市内で開かれる観光プロモーションイベントへの参加をインターネットのフォームから申し込んだ。
個人情報は、27日午後3時ごろから約3時間20分間にわたって閲覧できる状態にあったという。申し込んだ人が「個人情報が閲覧できる状態にある」と県に連絡したことをきっかけに発覚した。
この事業を受託したジェイアール東海エージェンシー(本社・東京)が個人情報を非公開に設定せずフォームを公開したのが原因。県は同社に再発防止策の報告を求め、66人に謝罪するよう指示した。